飛行機と少女シリーズ13 水上偵察機 紫雲        

 1939年に海軍は試作に終わった十二試複座水上偵察機に替わる新型
の水上偵察機の試作を要求した。
 この要求に従って川西が開発した機体が一四試高速水上偵察機で、敵の
制空権下でも高速を発揮して偵察を行うことに主眼がおかれており、当時
の海軍軍用エンジンでも最大の馬力を発揮する三菱火星エンジンを使用し、
日本の実用機として初めて2重反転プロペラを用いていた。また補助フロ
ートは引き込み式で、非常時には抵抗となる主フロートを空中で切り離す
という、革新機軸が導入されている。試作初号機は1941年12月5日
に初飛行したが、試験中に転覆大破してしまい、再組み立てに際し尾部に
フィンを追加するなど改修が加えられ、後に補助フロートの引き込みも廃
止された。軍への引き渡しは1942年10月から始まり1944年まで
に試作機を含んで増加試作型15が制作され、1943年には紫雲一一型
の名称が与えられた。実戦部隊で使用した結果は不評で、期待したほどの
戦果をあげられずに終わった。

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 なんとなくブレザーです。
 側面図の方は胴体が細すぎて失敗ですね。

                          ECM

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