飛行機と少女シリーズ27 零式小型水上機

 九六式小型水上機の後継機を得るために、海軍は昭和12年度に「12
試潜水艦用偵察機」の計画名により、自ら航空廠に命じて設計着手、13
年に1号機を完成した。
 本機は、同時に建造着手した大型の甲型、および将来の乙型潜水艦に搭
載することを前提にしたため、九六式よりさらに空力的洗練を高め、実用
性の向上を図ることが肝要とされた。
 テストの結果、格納筒の狭いスペースに収める関係上、低くおさえた垂
直尾翼のために、方向安定性が悪く、重量過大、燃料容量の少なさなども
指摘された。
 これらの改修に2年もの長期を要し、ようやく「零式一号小型飛行機一
型」(のちに零式小型水上と改称)の名称で正式採用されたのは昭和15
年12月である。
 17年に入って1等潜水艦甲、乙型への配備が本格化、それらの機は太
平洋全域はいうにおよばず、遠くインド洋、アフリカ、中東方面にまで足
を延ばし、貴重な偵察情報をもたらした。
 なかでも昭和17年9月9日と26日の2回、伊号第25潜水艦搭載機
が、夜陰の乗じてアメリカ西海岸のオレゴン州の山林に小型焼夷弾を投下
した一件は、史上唯一のアメリカ本土爆撃として本機の名を歴史上にとど
める。
 しかし昭和18年以降は連合国側の防空態勢が強化されたのに加え、戦
況の悪化も重なり、潜偵そのものの活動が制限されてしまった。

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 なにやら似たような構図と背景ですな。(いつものことさ〜)
 水上機を変換しようとすると水蒸気になってしまいます。OAK(そう
いうFEPがある)のおばかさん。

                         ECM

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