飛行機と少女シリーズ32 キ66試作急降下爆撃機

 それまで本格的急降下爆撃機の必要性を認めていなかった日本陸軍が、
ヨーロッパ戦線におけるドイツ空軍のユンカースJu87”スツーカ”の
活躍に刺激され、昭和16年9月川崎に開発を命じたのが本機。
 機体はキ48(九九式双軽爆撃機)を基礎とし全体にひとまわり小さく、
キ45改(二式複座戦闘機『屠竜』)に近い性格のものとなった。
 急降下爆撃機としての性能は概ね良好だったが、エアブレーキを装備した
キ48II乙でも、本機程度の急降下爆撃は可能であること、キ45改も襲撃
機として充分使えること、川崎に生産余力がないことなどにより試作6機で
開発は打ち切られた。

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 やっぱり似たような性格のものを多く開発するのはよくないですよね。
 上面図は最初機首が上向きだったのですが、それだと女の子が持っている
機体と緑色が重なって、しかたなく機首を左にしました。
 でも翼端が切れてしまいましたね。ほぼ左右対称だからよしとしましょう。
尾翼が隠れているのは・・・・・気にしてはいけません。

                         ECM

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