飛行機と少女シリーズ21 Do335 プファイル

 機体の前後にエンジンを搭載することで、高速のレシプロ戦闘機を目指
したのがDo335であった。
 この特異なタンデム・エンジン配置は、クラウデェス・ドルニエが19
37年に特許を取っていたもので、空軍もこれに興味を示している。しか
しドルニエ社は爆撃機の生産に専念すべしとの意見が強く、当初試作が命
じられたのはP.231と名付けられた、1,000kgの搭載力を持つ
爆撃機であった。
 このP.231の設計は1942年までにほとんど完了していたが、戦
局の変化によって計画はキャンセルされ、この着想が戦闘機に転用される
こととなった。
 当時の単座戦闘機としては異例なほど大柄な機体であったが、試作機の
試験で700km/hを軽く越える高速を発揮し関係者を驚かせている。
しかしなかなか量産には移れず、生産型のA−1がロールアウトしたのは
1945年の初めのことで、試作型を含んで37機が製作されたが部隊に
引き渡されないままに終わった。
 後方プロペラがあるために、降着装置は三輪式となっており、全高は5
mにも達している。本機には射出座席も備えられていたが、十字型になっ
た尾翼の直後に取り付けられている、後部プロペラが、パイロットの脱出
時には上部垂直尾翼とともに火薬で飛散するようになっていた。これは脱
出後のパイロットがプロペラや尾翼に接触することを防ぐためである。

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 最近なにも考えずに描くと、ブレザーかセーラー服を描いてしまいます。

                        ECM

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