飛行機と少女シリーズ15 九九式双発軽爆撃機

 九三式双発軽爆撃機の後継機。最大速度480km/以上、航続距離2
,000km以上、機内弾倉に400kgの爆弾の搭載可能といった要求
仕様の下に開発指示されたのは、1937年12月のことである。
 双発機としては爆弾の搭載量も少なかったが機動性に富み速力もあり、
操縦性、実用性ともに良好、稼働率も高く、搭乗者の信頼を得た。キ30
九七軽、キ32九八軽の爆撃機が姿を消したあと陸軍の主力爆撃機として
全戦域で使用された。
 陸軍で、九七式二型重爆撃機とともに最も稼働率のよい爆撃機といわれ
た。
 実戦では爆弾搭載量の少なさ、防御火器の貧弱さ、防弾装甲の不備など
の弱点が年を追うごとに表面化し、太平洋戦争中盤以降は苦戦を強いられ
た。

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 今回はちょっと地味な九九双軽です。
 女の子二人描くのは、手間がかかりますね。

                          ECM

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